生産施設の地震リスクマネジメント(SRM)
耐震対策は、補強や免震化などのハード的な対策と、保険や積立、デリバティブなどのソフト的な対策とに分類できます。
効果的な地震対策は、施設の用途や脆弱性を考慮した上で、それぞれの対策の良いところを組み合わせることが重要です。
弊社が提供する地震リスクマネジメント(SRM)は、ライフサイクルに着目することで、ハード、ソフト両面から、費用対効果の優れた対策を立案します。
地震リスク評価の特徴
- 地震に伴う物的損失、操業停止期間を確率・統計的なアプローチに基づき評価します。
- ライフラインやサプライチェーンなどの外生的な要因による操業停止を考慮します。
地震リスクの利用方法
- 地震リスクという観点から施設全体の耐震性能を把握し、効率的な防災対策の選定ができます。
- 地震リスクの内訳が明らかになり、耐震性能の低い設備機器を抽出します 。
- 生産プロセスの脆弱性を把握し、補強やバックアップ機能の有効性を示します。
- 取引先や顧客、投資家や地域住民に対し、防災への取り組みを説明するための資料に利用できます。
- 財務への影響分析を行うことで、効果的な資金調達スキーム構築に利用できます。
主な入出力項目
防火対策を実施した場合のリスク低減効果例
リスク評価に必要な情報
基本情報 |
施設配置図、建設年代、施設構成、生産工程、消火設備のシステム構成、価値情報 |
詳細情報 |
製造装置や建屋等の設計図書、地盤情報、現地調査、設備の再調達期間、売上高など |
- 地震リスク評価は基本情報だけでもできます。ただし評価精度は低くなります。
- 現地調査は設計図書からは得られない建屋、各種製造装置の保守状況や老朽化、オペレーションの状況、施設の配置状況等を評価に反映させるために行うものです。
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PDF資料
PDF資料「生産施設の地震リスク評価」
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